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クリスマス恒例、Pulla 作り
毎年恒例のPulla (プッラ)作りー。
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若い頃、主人がフィンランドからレシピを持ち帰って以来、主人の母をはじめ、彼の弟たちのお嫁さんも
みな作るようになったほのかに甘いリッチなパンです。

フィンランドではおやつパンらしいけど、私たち家族にとってはお楽しみクリスマス・ブレッドなんですよ。
ブリオシュによく似ていますが、カルダモンを加えてあるので独特の甘い香りが。
12月の間、自分たちが食べる以外にも、友達やお世話になった人に配っています。
これがけっこう楽しみで~。^_^

Pullaの作り方をご紹介します。
2本分だけれど、大きいので3本作ってもOK
わたしは4つ編みで作りますが、義母や義妹たちは3つ編にしているようです。

Pulla レシピ
(計量カップはアメリカのサイズ、1カップ=236mlまたは㏄)
(計量スプーンは、ティースプーン(tsp)=日本の小さじ、テーブルスプーン(Tbsp)=日本の大さじ)
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材料      アメリカの計量     日本の計量
小麦粉       4カップ          435g
バター       1本         大さじ8(約113g)
牛乳        1カップ         236ml
卵          1個             1個
塩         1/2 tsp.     小さじ1/2
グラニュー糖   3/4カップ        150g(上白糖は98gだけど面倒だから
100g少し少なめでいいじゃん。)
ドライイースト     1 Tbsp.      大さじ1
カルダモン       1/2 tsp.      小さじ1/2

*上白糖 200 ml(㏄) =170g
グラニュー糖 200ml(㏄) =110gで計算
http://www.k4.dion.ne.jp/~tyuumei/item/w-kansan.html 参照
アメリカの1カップ(16 oz) = 236 ml(㏄) として計算しました。

1.バターは室温に戻しておく。
2.大きいボウルに砂糖(*そのうち大さじ1は別に取っておく)、塩、カルダモンを入れ、
    温めた牛乳(50~60度ぐらい)を注ぎ、砂糖、塩を溶かすようにかきまぜる。
3.小さいボウルにぬるま湯100cc(分量外)を入れ、イーストをふり入れてしばらく置き、溶かす。
4.卵を溶き、1. のボウルに入れる(牛乳の温度が下がる)。
5.3.が覚めたら2. を加えよく混ぜる。
6.小麦粉を4. に混ぜながら少しずつ加える。
7.柔らかくなったバターを入れ、よくこねる(8~10分間ぐらい)。
    はじめはべたべたするが、こねるうちにつやが出てまとまってくる。
8.ラップフィルムをかけて、暖かい場所で倍になるまで一次発酵させる
    (バターが多いので、イーストの種類にもよるが寒い季節は、3時間ぐらいかかる。)

*時間がある時は、冷蔵庫で一晩かけての一次発酵がおすすめです。
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生地をボウルからビニール袋に移し、袋を2重にして隙間がないようにぴったりと包みます。
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その上からぬれたふきんやタオルなどでしっかり包み、またビニール袋に入れ、
隙間がないように結んで冷蔵庫へ。
袋の圧力もあり、袋いっぱい、ぱんっぱんに膨らみます。
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ぴったりと何重にも包むのは発酵したとき破裂しないため。
数日間保存でき、使いたいときに生地を形成できるので便利です。

9. 一次発酵がすんだ生地を打ち粉をした台の上に取り出し、こぶしでしずかに押してガス抜きをする。
10. 生地をスケッパーやナイフで2等分し、それをさらにそれぞれ2等分する。
     わたしは、ピッツァ・カッターを使っています。すごく便利。
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11. 粘土をこねるようにして、生地を親指ぐらいの太さのひも状に伸ばし、
    それをさらに2本に切る(全部で8本)。
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12.4本の生地を並べ、一番端の生地を次の生地の下にくぐらせ、その次の生地の上を通り、
    3本目の生地の下にくぐらせる。次の生地も同様に上、下、と互い違いに隣の生地をくぐらせる。
    他の生地も同様に互い違いに編んで、形を整える(写真参照)。
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13.あとの4本も4つ編みにする。
14.サラダ油をひいた天板にのせ、ぬれたふきんをかけて倍になるまで2時発酵させる。
    (1時間ぐらい。生地が冷たい時は時間を長く取る。) 
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15.溶き卵を刷毛でぬり、上にアーモンドを散らす。
16.188℃(…190℃でいいですよね。)(華氏375度)に予熱したオーヴンで18~20分間焼く。

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甘~い香りでいっぱいです。おせちに飽きたら試してみてくださいね。



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Top▲ | by garjun2 | 2012-12-31 17:22 | Dessert | Comments(0)
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